私たちの企業ロゴ(CI)について

山田豊次郎商店のロゴ

私たちの企業ロゴマーク(CI=Corporate Identity)についてのお話です。

CI(シーアイ) = Corporate Identityを直訳すると『企業の存在価値・独自性』という意味になります。
すなわち、企業のロゴマークとは、その企業の存在価値と独自性が表現されていて然るべきもの、とも読み換えることができるのではないでしょうか。
(もちろん、マークよりも事業の中身のほうが大事なのは言うまでもありませんが)

さて、私たちの企業ロゴマーク(CI)のお話です。
2022年10月6日の設立登記にあたって、会社名は当然のように「山田豊次郎商店」として決まっておりましたので、定款や各種規程などの登記手続きに必要な書類の作成にあたっては特に思い悩むこともなく粛々と準備を進めることが出来ておりました。

一方で、会社の設立登記にあたっては、ロゴマークを何処かに登録したり、表向きに発表する必要がなかったため、心のどこかで「なるべく早く準備しなければ・・・」と思いつつも、手付かずの状態で放置してしまっていました。
会社が出来てしまえば、名刺・ホームページ・封筒など、お客さまをはじめとする社外の方の目に触れ手に渡るありとあらゆるモノにロゴが必要になるということは理解していましたが、設立・登記完了後も一向に手が付かない日々が続いていた、というのが正直なところです。

それからしばらく日々の業務に追われながら、作業の合間や、ふとした瞬間にロゴで表現したいことを言葉にしながらロゴのイメージをメモ用紙に書き殴っては何だかしっくりこないと思い放置するような日々が続きます。それも決まって深夜の時間帯であり、大好きな飲み物に含まれるアの付く成分のおかげか頭の中は超ハイテンションとなっており、極めて独善的でありながら同時に物凄く消極的なラフスケッチが幾つも産み出されることになりました。

scrawl

そんなことの繰り返しばかりで、いつまで経っても明確なイメージを確立することが出来ないことは明白でした。そこで、思い切って20年来の友人でありデザインを生業とするU氏にロゴ制作をお願い出来ないか打診してみることにしました。
彼が快く「手伝うよ」と即答してくれたおかげで、私たちの各種ビジネスアセットに掲げているロゴマークが誕生することとなり、本当に感謝しています。ありがとう。

デザイン依頼にあたっては、社名の由来(沿革)、事業内容、Vision/Mission/Value、表現したいこと、絶対に外せない譲れないこだわりポイントなどなど、それまでずっと繰り返し考えてきたことを全て余すことなく伝え、何度か議論の時間をとってもらいながら具体的なデザイン案に落とし込んで貰いました。

cover

初回の提案で4案、その後こちらからのフィードバックなど、やり取りを重ね終えた頃には、結局のところ合計11案もデザインを起こして貰っておりましたが、無事に現在のロゴマーク(CI)に落ち着きました。

正直に申し上げて、ほぼこちらからの要望通りに修正反映済みの最終案を受け取ったタイミングですら「よし、これに決めた!」と思い切って決断をすることは、なかなか大変な作業でした。
それもそのはずで、今後会社の顔としてお客さまのお目に掛かる機会が一番多いロゴマークであり、可能な限り長く事業を続けたいという想いが強ければ強いほど、その決断の持つ意味が大きく膨れ上がってしまい、結論を出すことを躊躇うのは自然なこと・・・ですよね?

draft

これまで散々お客さまに色々なロゴマークやデザインの提案をして決断していただくという仕事をしておきながら、自らの考えと責任によって決断することの大変さを改めて身に染みて感じる機会になりました(同時に、大変さに勝る楽しさも存分に味わいました)。

これまで以上に生々しい実感を伴った経験を積むことが出来ましたので、今後お客さまに対する提案においても非常にプラスとなる貴重な機会となったと感じております。

さて、私たちの企業ロゴ(CI)を構成するマークの形状・要素・色に込めた意味合いや表現したかったことについては、この場において言葉を尽くしても語り尽くせないので、直接お目にかかった際に詳しくお伝え出来ればと考えております。


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